★ 『切腹』 と 2本立て上映

- 黒澤明監督作品/1985年/日本・フランス/162分
- 監督・脚本:黒澤明
- 出演:仲代達矢/寺尾聰/根津甚八
シェイクスピアの『リア王』をベースにした、黒澤明の晩年の傑作として名高い時代劇を、デジタル修復を施した新仕様でリバイバル上映。戦いと愛憎のドラマがハイクオリティのサウンドとビジュアルでよみがえる。色彩にこだわった映像をじっくり堪能できる好機。米アカデミー賞の衣装賞を受賞したワダエミによるゴージャスなコスチュームにも注目。
★ 『乱』 と 2本立て上映

- 小林正樹監督作品/1962年/133分
- 監督・脚本:小林正樹/橋本忍
- 出演:仲代達矢/岩下志麻/石浜朗
武家社会の非人間性、権力者の体面を取りつくろう偽善を“切腹”という形で鮮烈に描いた作品。小林正樹監督にとっては初の時代劇である。
★朝パル・夜パル

- 本多猪四郎監督作品/1954年/97分
- 監督・製作:本多猪四郎
- 出演:宝田明/河内桃子/平田昭彦
田中友幸製作、本多猪四郎監督、円谷英二特技監督という東宝特撮映画の黄金トリオによる日本初の特撮怪獣映画で、内外の特撮映画に多大な影響を与えた記念碑的な名作である。当時、普通作品の直接製作費が1本・2千万円の頃に約6千万円をかけ、撮影日数も4ヵ月に及ぶ超大作で、空前の大ヒットを記録した。またこの作品は日本映画では初めて1956年ニューヨークの一流劇場でロードショー公開され、これまた大ヒットを記録するという快挙を演じた。
★朝パル・夜パル

- 山崎貴監督作品/2023年/125分
- 監督・製作:山崎貴
- 出演:神木隆之介/浜辺美波/山田裕貴
ゴジラ生誕70周年となる2024年に先駆けて製作された、実写版第30作品目となるゴジラ映画。太平洋戦争で焦土と化した日本で、人々が懸命に生きていこうとする中、突然現れた謎の巨大怪獣が復興途中の街を容赦なく破壊していく。監督は山崎貴。出演は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介ら。

★『この夏の星を見る』と2本立て上映

- 関根光才監督作品/2025年/129分
- 監督・脚本:増本淳
- 出演:小栗旬/松坂桃李/池松壮亮
フロントライン
新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船での実話を基にした、医療サスペンス。災害医療専門の医療ボランティア的組織・DMATが、未知のウイルスに立ち向かう。監督は『生きてるだけで、愛。』の関根光才。脚本は、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の増本淳。出演は小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介ら。
★『フロントライン』と2本立て上映

- 山本環監督作品/2025年/126分
- 監督・脚本:山本環
- 出演:水沢林太郎/黒川想矢/清水ミチコ
この夏の星を見る
直木賞作家・辻村深月の同名小説を、桜田ひより主演で映画化。2020年のコロナ禍で青春を奪われた学生たちが、天体観測のコンテストを通して親睦を深める様を描く。監督は山元環。共演は水沢林太郎、黒川想矢、清水ミチコ、近藤芳正、岡部たかしら。主題歌は、haruka nakamura +suis from ヨルシカの“灯星”。
★朝パル・夜パル

- チャールズ・チャップリン監督作品/1931年/86分
- 監督・脚本:チャールズ・チャップリン
- 出演:チャップリン/バージニア・チェリル/フローレンス・リー
街の灯
喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・主演を務め、目の不自由な花売り娘に恋をした男の奮闘を、ユーモアとペーソスを織り交ぜながら描いた不朽の名作。この作品の製作中に、ハリウッドではサイレントからトーキーへと移っていった。しかしチャップリンは無声映画のスタイルを崩さず、最終的に音楽とサウンドエフェクトを入れた、いわゆるサウンド版として完成させた。
★朝パル・夜パル

- チャールズ・チャップリン監督作品/1925年/尺88分
- 監督・脚本:チャールズ・チャップリン
- 出演:チャールズ・チャップリン/ジョージア・ヘイル/マック・スウェイン
黄金狂時代
チャップリンの作品のなかでも最高傑作といわれる1編で、初の長編映画でもある。ゴールド・ラッシュにわくアラスカを舞台に描く放浪者チャーリーの一獲千金の夢と恋の物語。チャップリンがアラスカの写真にヒントを得て映画化したというエピソードも残されている

★『ファンファーレ!ふたつの音』と2本立て上映

- アンドレア・アーノルド監督作品/2024年/119分
- 監督・脚本:アンドレア・アーノルド
- 出演:チャップリン/ジョージア・ヘイル/マック・スウェイン
第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された人間ドラマ。孤独な少女の世界が、謎の男との出会いをきっかけに開かれていく様子を、16ミリフィルムとスマートフォンによるデジタル映像を融合させて描く。監督は英国の巨匠アンドレア・アーノルド。主演はニキヤ・アダムズ。共演はバリー・コーガン、フランツ・ロゴフスキら。
★『バード ここから羽ばたく』と2本立て上映

- エマニュエル・クールコル監督作品/2025年/103分
- 監督:エマニュエル・クールコル
- 出演:バンジャマン・ラベルネ/ピエール・ロッタン/サラ・スコ
第77回カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門に正式出品された音楽ドラマ。白血病の指揮者がドナーを探す中で生き別れた弟の存在を知り、彼を応援する様子を、古今の名曲とともに描く。監督を務めたのは、エマニュエル・クールコル。出演のバンジャマン・ラヴェルネとピエール・ロタンは、数カ月の特訓を経て指揮や楽器演奏を自ら行った。
★朝パル・夜パル

- ルイ・マル監督作品/1958年/92分
- 監督:ルイ・マル
- 出演:ジャンヌ・モロー/モーリス・ロネ/ジョルジュ・プージュリー
N・カレフの推理小説を、当時25歳のマル監督が演出した処女作で、罪を犯す現代人の空虚な心理を斬新な演出で鋭くえぐった傑作。都会を映すノワールなモノクロ映像と即興演奏によるジャズ音楽が、情事に溺れた行き場のない男女の姿を見事に浮き彫りにする。ヌーヴェル・ヴァーグの存在を世界に知らしめた記念すべき作品。
★朝パル・夜パル

- ルイ・マル監督作品/1958年/92分
- 監督:ルイ・マル
- 出演:ブリジット・バルドー/マルチェロマストロヤンニ
「死刑台のエレベーター」などの名匠ルイ・マルがブリジット・バルドーを主演に迎え、バルドー自身の人生を題材に、常に群衆やパパラッチに追われるセレブリティの孤独を描いた傑作ドラマ。

★『宝島』と2本立て上映

- 石川慶監督作品/2025年/123分
- 監督:石川慶
- 出演:広瀬すず/二階堂ふみ/吉田羊
ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロの長編デビュー作である、同名小説を原作としたヒューマンミステリー。第2次大戦終戦後の混乱期を舞台に、執筆のために実家を訪れた作家志望の女性が、長崎で原爆を経験した母から、最近よく見るというある夢について語られる様を描く。監督は、『ある男』の石川慶。主演は広瀬すず。共演は二階堂ふみら。
★『遠い山なみの光』と2本立て上映

- 大友啓史監督作品/2025年/191分
- 監督:大友啓史
- 出演:広瀬すず/窪田正孝/永山瑛太
第160回直木賞など3冠に輝いた真藤順丈の同名小説を、妻夫木聡主演で映画化したサスペンス。沖縄がアメリカだった時代を舞台に、米軍基地の物資を盗んでいた幼なじみ3人が、ある時姿を消したリーダーの影を追いながらも成長し、失踪の真実を追う姿を描く。監督は『るろうに剣心』シリーズの大友啓史。共演は広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら。
★朝パル・夜パル

- 岩井澤健治監督作品/2025年/106分
- 監督:岩井澤健治
- 出演:松坂桃李/染谷将太
『チ。―地球の運動について―』で注目された魚豊の連載デビュー作『ひゃくえむ。』をアニメ映画化。生まれつき足が速く、友達も居場所もある少年が、辛い現実から逃れようと走る少年に早く走る方法を教え、やがてライバルとして関係を築いていく。監督は『音楽』を手がけた岩井澤健治。脚本はむとうやすゆき。声の出演は、松坂桃李、染谷将太ら。
★朝パル・夜パル

- 久慈悟朗監督作品/2025年/106分
- 監督:久慈悟朗
- 出演:板垣李光人/中村倫也
第46回日本漫画家協会優秀賞に輝いた、武田一義の同名漫画をアニメーション化。太平洋戦争末期、激戦地となったペリリュー島の史実を基に、漫画家志望でその才を買われた青年が功績係として、遺族のために仲間の最期を書き記していく中で見た、戦場の残酷な現実を描く。監督は久慈悟郎。声の出演は板垣李光人、中村倫也、天野宏郷、藤井雄太ら。

